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タイトルの言葉は、沈むことが決まっている舟(国)で、どのように生きていけばいいか?の問いに答えた、宮台真司さんの言葉だ。
彼は昔から大好きな論客の社会学者だ。
今、チーム『Re』ビルドの最中にあって、この言葉をいちいち自分に対して繰り返している。
私は組織が腐る原因として2つの「長」をあげる。
1つはリーダーという「長」。
実際魚がどこから腐るかは知らないが、組織は必ず頭から腐る。
もう一つは長年そこにいるという「長」だ。
トップに駆け上がることや、長年勤めあげるというのは素晴らしいが、そのポジションやタイトルに居座り続ける人間は、世間様をよそにマイルールを振りかざし、他の追随を許さない者が多い。
多くが宮台真司の言う、言葉の自動機械、法の奴隷、損得マシーンだ。
彼はそれらを『クズ』と切り捨てている。
しかし長年トップに君臨する者もいる。
それは流れゆく社会を捉えるアンテナがあり、「世間様」から組織を見る事ができる者だと考えている。
だからこそ、日々の勉強は怠らないし、私自身が『クズ』に成らないように、部下に対して口酸っぱく言う言葉がある。
『絶対に俺を裸の王様にするな!』と。
私は必ずチーム『Re』ビルドをやり遂げる。
しかしこの舟で、ではない。
『自分たちが入居するホームを作る』という理念に賛同し、『認知症ケアを働き甲斐にできる仲間』と漕いでいきたい。
決して嫌いなのではない。
あなた達にも、社会という荒野で生きていく『仲間と乗る舟』があると思うのだ。
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先日アパレルブランド「MOTHER HOUSE」のトークイベントに参加した。
MOTHER HOUSEの副社長、山崎大佑さんの公演は、サンソウカンで拝聴し、そのほかではNewsPicksでも知っている。
アパレル業界を飛び越えた多方面に対する「瞬時の興味」や、そこからUターンして業界との相違点から接点を交えて繰り出されるファシリテーションにはいつも驚かされる。
今回はそんな山崎さんとポートアイランドにある「LANDMADE」代表の上野真人さんによる『神戸の未来をつくるnaight 第2夜』。
予定調整できず第1夜を不参加してしまった不義理の挽回もあったが、イベントに誘ってくれた同級生は大切にしなければならない思いのほうが強かった(笑)
彼女は福祉系専門学校での同級生で、卒業後、転職を経て弊社グローバルウォークの取引先担当者として偶然再会。
現在はMOTHER HOUSEに勤務している。
そんなMOTHER HOUSEにはもう1人知り合いがいて、彼女は関西学院大学の卒業生で、2019年から担当しているゼミの初代卒業生である。
立派に司会を務めている彼女を見ると、感慨深いものがあった。
さて前置きが長くなってしまったが、上野さんの会社「LANDMADE」では主に喫茶店などにコーヒー豆を卸している。
コーヒーは好きだし、いずれ飲食店展開にも挑戦したい気持ちはあるが、コーヒー屋さんの「話し」は1mmも興味がなかった。
なので、正直なところイベントをサボりそうだった。(笑)
専門的な話もあったが、マニアックではなかったし、業界が違えども、考える事や感じる事などはやはり普遍的である、
だからこそ、業界が違えば違うほど考え『方』や感じ『方』のエッジが立っていて、聴きごたえがあったのだ、と今では思う。
一番グッと来たのは山崎さんが「きっと上野さんは業界を変えるんでしょうね?」の問いに「変わりたいですね・・・。変わりたいですね。」と溜をおいて2度答えた。
このアンサーはおかしい。
「変えたいです。」というのが正解だ。
I am コーヒー業界!か!?(笑)
なぜこの言葉をチョイスしたのか?
質問しよう!としていたが、会場の方の「上野さんは私ではなく、我々という言葉を用いますが何故ですか?」の質問に対するアンサーで合点がいった。
どちらの会社だったかは名前を忘れたが、彼の尊敬する社長が『良い会社の定義は、自己認識をどこまで広げられるか?』という言葉があり、つまり「自分事」として扱う範囲をどこまで広げられるか?
という意味である。
彼はコーヒー業界自体を自分事として扱い、自分事にコービー業界の「未来」を含んでいるのだ。
なるほど「変わりたい」が正解だな。
最近では目の前の課題を自分事として扱わず、他人事にして跨いだ結果、目の前に大きな問題となって降ってきてから慌てる人をたくさん見る。
「なぜ私がしなければならない・・・。」と損得勘定で仕事を選ぶのではなく、自分事と扱い、小さな課題のうちに拾い上げればすむ話しなのだ。
自分事と扱うことが、自分の半径1.5m付近の人くらいを幸せにできる。と思う。
しかし最近は自分事を「どこまで」含むのか?が課題である。(笑)
いや〜イイ話が聴けた。
1mmも興味がない。と感じた非礼を詫びるとともに、その先入観をブチ破った自分を褒めたい。(笑)
サービス業において重要なことは数あるが、私は『言葉の遣いかた』を一番重要視している。
私がなんの行動も起こさなければ、私の考え、想いは誰にも見えない。
それがどれだけ素晴らしい考え、強い想いだとしても『言葉』を遣わない限りは伝わらない。
伝えたいことがある。
であるならば、私は正しく言葉を遣い『誤解』がないようにしたい。
つぎに、素晴らしい考えや想いは、言動をもって証明する以外方法はない。ということ。
そんな中、
などという声があるが、どれも言葉遣いが悪いことを肯定できる内容ではないし、許容できるものはない。
まず
ストレスがあるのは介護の仕事だけではないし、ストレスがあるから言葉遣いが悪くていい理由にはならない。
ましてストレスは『理想と現実のギャップ』である。
ストレスを解消したいなら方法は3つしかない。
①理想を下げる
②もっと努力する
③理想を変える
である。
イライラが自分でコントロールできないのであれば、介護の仕事は不向きである。自分の機嫌は自分でとれ。
基準を満たしている以上、人材が不足しているのではなく、人材が不足しているように『感じている』だけで、それは単純に『働き方、チームワークに問題がある』のだ。
一事が万事である。
たまたま訪れた家族がその現場を見て『たまにしか来ないから、こんなことはたまたまよね。』などという事を言うはずがない。
こけるかも?と不安に感じているのはスタッフである。
こけそうな場合にどうしたらいいか?という場所に『陣どっておく』もの。
リスクをゼロに近づけることは大事だが、リスクをゼロにする介護は、介護ではない。
それは『介護とは尊厳を護る』ことだからだ。
そして人間は『思考や感情と行動を分けられる生き物である』
ダイエットや健康志向が証明している。
好きだけど食べない。
嫌いだけど食べる。
コントロールできる人と、できない人とに分かれるが、できる人がいる以上、コントロールは『できる』のだ。
以上のことから、私はぞんざいな言動を決して許さない。
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有限会社一葉サンサン会
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本日アニスピHDの藤田英明さんが代表を辞任された。
アニスピHDの藤田英明というより、茶話本舗というお泊りデイサービスで業界の風雲児となった時のほうが、私の印象は強い。
彼は私の3歳上で49歳なのだが、3年前に悪性リンパ腫のステージ4を宣告され、命の有限性を突き付けられた。
今時点は抗がん剤治療にて寛解したようだが、それを聞いて安心したと同時に、この若さで・・・と驚きは隠せない。
時代の寵児として名を馳せただろうが、余命を意識した時にはきっと過去の栄光などどうでもよく、残された時間をどのように生きるか?という命の遣い方を意識したはずだ。
そんな彼が本日辞任を表明したのだが、これからは「志ある挑戦者の最も身近な相談相手」として次世代に繋ぎ、すべての人が恐れず挑戦できる社会を作るそうだ。
彼のnoteには彼の携帯番号までのせてある。
私はまだ彼のように「やりきった」と言えることは無いが、「やりたい!と思ったことを、やり残していない人生を生ききりたい。」
人生とは命を遣うという事なのだろう。
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訪問介護員募集
マルチワーカー募集
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2025年5月30日に西宮市民会館で認知症VR研修~認知症の「人」を学ぶ~を開催しました。
株式会社グローバルウォーク、有限会社一葉サンサン会の合同勉強会をオープン開催したとはいえ、大勢の方が参加され盛況に終えることができました。
参加人数の多さもさることながら、アンケートには認知症ケアの難しさや、さらなるスキルアップを目指そうとする姿勢が多く見られ、各事業所における「認知症」の位置づけが高いと感じた。
今回の開催は「認知症」の理解ではなく認知症の「人」に視点を当てることを目的とした。
我々は認知症という病気や症状の知識、それに対する対応策は、経験の長さ故ある程度持っている。
しかし「人」に対してはどうだろうか?認知症ケアが病気や症状に対して行われるのであれば、それは介護職ではなく医療職にバトンを渡すほうがより専門的ではないだろうか。
我々介護職だからこそ認知症の「人」にフォーカスした認知症ケアを行うべきである。そういった意味で今回の合同勉強会は非常に良い学びの機会となった。
ファシリテータとしてお越しくださった、シルバーウッドの大野さんには感謝である。終了後のオフ会にも参加いただき色んなお話が聞けて大変勉強になりました。
今回参加できなかったスタッフのためにも、また開催したいものだ。
株式会社グローバルウォーク
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介護タクシー
紙おむつの配達
サンサンケア門前
高齢者グループホーム
認知症ケア
平木中学での福祉講座。
2/10 『働くということ』 座学
2/14『高齢者擬似体験』
装着は簡単です。
その後、大学生ボランティアさん達と早めの食事に行きますので、こちらもご参加いただけます。
参加いただける方は、コメントかwalk-on@live.jpにメールか、株式会社グローバルウォーク(0798-63-5213)に連絡ください!
お待ちしております!
過去の記事から
株式会社くらしあす(二本木交茶店)から坂本孝輔さんに来ていただき、1月22日・23日に『幸せになるための認知症ケアPROJECT』という素敵なタイトルの社内研修を開催した。
講師である坂本さんとは、介護業界の経営力強化に特化したオンラインサロン「Care Designers Lab」通称CDLで知り合った人である。
Facebookでも友達であるし、2023年6月?(笑)に『
メチャクチャ喋る、それはそれはブレーキ壊れとるんか?と言われるくらい話が止まらない私が、笑笑
『ただ』聴く、受け取るという立場を取ると決めて、初日を迎えました。
感動の座学からワークに移ると、スタッフの頭から湯気が出るんちゃうか?と思うくらいトンチンカンなアンサー、笑笑
中核症状て何?
て、レベル…涙
坂本さんから『キツイ言い方ですが、記憶障害くらい書けなきゃダメですよ!』と忖度なしのフルスイング。
スタッフは目が点、笑笑
きっと…
『538428835759÷365588は?』と聴かれて、解き方考えてる間に
『1472774.92!くらい答えられなくて大丈夫デスカ?』
な、やり取りやったはずです。
だんだん坂本さんとスタッフの溝が深くなる様を見て、ヤバいどうしよう?て、介入しかけましたが、いやいや『ただ聴く、ただ受け取る立場や!』と言いきかせて沈黙。
すると急に『期待に応えられずにすみませんでした。』という坂本さんの言葉に潮目を感じ、部屋全体の空気が穏やかになり、スタッフから『何を話しているか分かりません。』と正直なアンサー。
階段も2段目の次は3段目よね。
いきなり2段目から5段目は無理ムリ…。
て、思った時、私がスタッフに話してる事が伝わらないのも、スタッフ達が私に伝えようとしてくれてる事を、私が理解できていない事もこれじゃないかな?て理解できた。
つまり教育やケアの中で『共通のワード』が大きく抜け落ちているという事。
そりゃ伝わらし、軽視する…。
分からない事は何か?を探りもせずに、ただの勉強不足やん…てバッサリ切ってた。
皆分かってる『はず』を前提に話を進めてた。
やってない事やセンスの悪いとこだけ見て、そこをなんとかする事ばかり考えて、やってる事やセンスのいいとこを『しっかり見てなかった。』
しっかり見てなかったやん…て自覚したら視野が広がったのか、見えてないもんがメチャクチャ目に入ってきた。
1日のタイムテーブルの中に『〇〇さんと関わる』て文字…
ちゃんとしてるし、やってるやん…
俺の馬鹿チン
そんな事に気付けたのは、ヤバい溝が開いても感動座学に振り戻さなかった坂本さんのおかげ。
初日の晩は日を跨ぐまで坂本さんとフィードバックしまくった。
2日目はPROJECTリーダーと坂本さんのビッチリ対話から始まり、がっつりワーク。
めっちゃバシッ!とハマってた!
それが証拠に今日の昼に1Fケアマネから、素敵な感想と、取り組む内容を聞かせてくれた。
アウトサイド参加してくれたスタッフや学生の気付きに健全な反省もしてた。笑笑
私1人じゃ無理やった『今ココ』
今ココはココに置いとくねんけど、明日のどこかに必ず繋げていきたい。
その為にすでに新しいprojectは考えてて…
寝落ちというマナー違反したので、まだ坂本さんには伝えられてないけど。
こっから皆と一緒に頑張ります!
(右:坂本さん、左:幸地)
坂本さん、ありがとう。
竹内ちゃん、ありがとう。
関学生らもありがとう。