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信頼関係

先日、経営者仲間に『社員との信頼関係に必要なものは何でしょうか?』と質問された。

脊椎反射のスピードで『互いのリスペクトでしょ。』と答えたのだが、彼は「それを築くために必要なことは何か?ってのが聴きたいんですよ。」と返してきた。

 

 

・・・。ちょい待て。(笑)

言葉の意味が違いますよ。

信頼はTrust。リスペクトは尊重である。

 

 

Trust Relationshipという信頼関係には、前提としてRespectという尊重の概念が必要である。というのが私の考えだ。

 

私たちの支援に『自立支援』という言葉があるが、もう一つ同じ言葉で『自律支援』という言葉が存在する。

大きく分けると自立支援は身体的自立を指し、自律支援は精神的自立を意味する。

 

病気や事故からの復帰という意味で使われる自立支援だけでは、先天的に障害のある方や不治の病の方には適さない言葉である。

精神的自立とは、『自分で考え、自分で選び、自分で決定する能力を支援する事』と定義されている。

しかしこの言葉をそのまま捉えると、全ての人が『考えられるのか?選べるのか?決める事ができるのか?』と否定的な言葉が飛んでくるだろう。

 

 

この定義は少し言葉が足りていない。

 

 

全ての人間は自分で考え、自分で選び、自分で決める『という能力がそもそも有る生き物だ。』として『扱う』という事だ。

この言葉を補足すると精神的自立の解釈がしっくりくるのではないだろうか。

この『そもそも、そのように扱う』こそが私の考える『Respect』なのだ。

 

わたしは年齢や性別、地位に関わらず、全ての人をそのように扱うRespectがある。(※Respectし続けるかどうかは、私の人権を侵害しない限りという条件がある。)

 

多くの人がRespectを尊敬という意味で使っていると思う。

そう解釈すると私の言う信頼関係の構築は、理解できないかもしれない。

そして、信頼関係の構築ではなく『信用関係?』で悩んでいるようだ。つまり信頼と信用の意味を間違えている。ということだ。

 

信頼は『する人が自由に決める』

信用は『される側の条件で決まる』

 

『社員との信頼関係に必要なものは何でしょうか?』と聴いてきつつ、本心では『信用されるために私に必要な条件は何ですか?』と聴いているのだろう。

 

 

その答えはもっと簡単だ。

社員に聴け!(笑)

 

 

信頼は、社員が勝手に決めるのだから、いちいち考えても仕方がない。だからむしろ勝手に決めていいのだ。正解か不正解かは分からないが、今のところわたしは、とりあえず勝手にそう決めている。